汚泥乾燥機にはどんな種類があるか

山本技研工機株式会社は汚泥乾燥機を製造する企業です

汚泥乾燥機には多くのタイプが存在します。

一つ目がロータリーコイルドライヤーで、円筒形の本体の中で加熱されたコイル・パドルが回転します。

この回転によりかき混ぜられることで処理物は破砕されるのです。

そして、破砕された処理物は表面積を広げながら加熱されるので、乾燥・減容されるという機器です。

これは間接加熱型乾燥機と呼ばれます。

この機器を導入すると、熱効率が良いというメリットがあります。

それは、少ない量のキャリアエアで乾燥が行われるからです。

他の回転型乾燥機と比べ、処理物の適用範囲が広いという特徴も持っています。

処理物の状況に応じて、連続式やバッチ式や連続2段式など、処理方法のバリエーションが多いのも特徴です。

同様の機器でダブルドラムドライヤーという機器も存在します。

2本の内側に回転するロールの間に処理物を投下することで処理する機器です。

それぞれのローラーは加熱されていて、処理物はローラーにつぶされて薄い膜状に加工されます。

そして、加熱や蒸発や乾燥を数十秒で行うのです。

こちらの機器では付着性のある脱水汚泥や非処理物やその他の廃液で使用可能ですが、含水率が85%以上のものに適していて、それ以下の場合はロータリーコイルドライヤーを使用することが推奨されています。

この製品はロータリー部分が回転するために、常に加熱面が刷新されるために熱効率が高く、ランニングコストの安い乾燥機になっています。

液状のものだけでなく、脱水汚泥や野菜や麺類やごはんなどにも使用可能です。

乾燥物の水分調整も自在であり、工程における粉じん被害が少ないのも特徴です。